携帯の説明書 検索に工夫
2008年(平成20年)6月17日 日経産業新聞掲載
NTTドコモやKDDIなどが携帯電話の夏モデルを発表した。多機能化が進み、ページ数が多い「トリセツ」の例として、しばしば引き合いに出されるケータイの取扱説明書を読んでみた。
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| 日経産業新聞 マニュアルNOWより引用 |
ドコモの「P 906i」の取説=写真=は切り取って使う巻末のクイックマニュアルを除いて550ページ。横位置、2段組にして1ページより多くの項目をレイアウトし、ページ数を削減しているようだ。表紙には機種名のほか目次と連動したインデックスだけが並び「電話帳」や「カメラ」といった探したい機能のページがすぐ開けることがよりダイレクトに伝わる。
従来数ページあった目次も項目を絞って見開きに収め、全体が一目でわかる。目次の前には知りたい機能をわかりやすい言葉で調べられる「かんたん検索」ページが用意されている。例えば「画面のマーク(アイコン)の意味を知りたい」という項目から「ディスプレイの見かた」のページを探せる。
携帯そのものに用意されている「操作説明」も検索製と使いやすさに工夫がされている。待ち受け画面の「?(使い方ナビ)」を選択すると多様な機能が並ぶ。「おすすめ機能」ではミュージックなど、ユーザーが使いたいと思うような順番で機能が並んでいる。
特定の機能について知りたい時は「キーワード検索」を選び、キーワードを入力して関連項目を探せばいい。各項目は「機能」「操作のしかた」「この機能を使う」「関連機能」からなる。機能によっては「この機能を使う」を選べばすぐに使えるので使い勝手がいい。自分の検索履歴が残っているから再度調べたいときにも便利だ。
現在は本体の中にある使い方ナビを呼び出すようになっているが、今後はウェブサイトに用意した情報とも連携するなど進化すれば、知りたい情報から使いこなしまでの様々の情報にアクセスできるようになる。製品とユーザーをつなぐ窓口として、さらに役に立つトリセツとなるだろう。

