添付ツールで応用力育てる
2010年(平成22年)5月25日 日経産業新聞掲載
マイクロソフトの業務用ソフト「オフィス2010」日本語版の一般ユーザー向けパッケージ製品(6月17日発売)では、「オフィスナビ2010」も提供される予定だ。ソフトの使い方を知り、学べるツールである。マイクロソフト日本法人のサイトで公開中のオフィスナビ2010を入手し、使ってみた。
オフィスナビは同社サイトから無料でダウンロードでき、インストールすると「リボン」と呼ぶ操作バーに「活用しよう!エクセル」というタブが表示される。これを開くと、ソフトを使うための様々な情報がボタンとして並ぶ。「オフィスナビ」「はじめの一歩」「トレーニング」「初心者向けQ&A」といった感じだ。知りたい情報をクリックすれば、トレーニングのメニューに進んだり、サイトに接続し知りたい情報を簡単に入手したりできる。「オフィス2007」のものより、さらに直感的で分かりやすくなっている。
「オフィスナビ」画面には、イラストを入れた親しみやすい説明が用意され、ワードやエクセルを初めて使う人も何ができるのか知り、使ってみることができる。例えば「見本から作る」を選ぶと、「くらしのアイデア」「季節の行事」など生活に密着した整理の仕方でテンプレート(ひな型)が紹介される。引っ越しの案内や予算作り、子供の小学校の発表資料のひな型のファイルなど使うシーンに合わせて分類してあり、ソフトを使う場面も広がりそうだ。
同社サイトは個人が業務用ソフトを使うためのトレーニングや説明を用意しており、オフィスナビで製品画面からワンクリック表示できるようにした。オフィスナビはユーザー体験を豊かにし、ソフトを活用するためのヘルプマニュアルを整理し使いやすくした。
最近はパソコンに慣れ、ソフトの利用に抵抗がないユーザーが増えた半面、自己流の人も多く、便利な機能を活用する応用力が育たない傾向もある。添付ツールでソフト活用を促し、こうした傾向を解消する取り組みは評価できる。
