桜、咲く。年度末の仕事あれこれ

東京の今年の桜の開花日は、3月14日、満開は22日だそう。平年よりは早いけれど、昨年とはほぼ同じです。
新型コロナウイルス感染がおさまらず、桜の下での宴会は控えるように注意がが出ていますが、一人、あるいは少人数で花を見るだけならリスクを減らすことが出来ますね。
静かに花を眺めるのはリフレッシュするし、本来、花見はこういうものかも、とも。

満開になった桜の下を歩いていると、2011年の桜を思い出します。
避難先で不自由かつ不安な暮らしをしている方々を思うと、胸が痛く、それでも花が咲き、散ること、人の命や暮らし、人生を考えた日々でした。

電気を節約することも、災害に備えることも、薄れてきた昨年、新たな脅威に世界中で脅かされています。
新しい生活の仕方、移動、人との距離やコミュニケーションの取り方を実体験しつつの日々です。

対面の会議、打ち合わせの機会は減り、年度末の納品もデジタルデータで、と昨年度と変わったことは良い変化だと思っています。
とある案件で、担当者さんが「デジタル化は古いイメージ」とコメントされていましたが、「いやいやいや、デジタル化、それほど進んでいなかったことが、ようやく少しずつ進んできていますよ」、と言いたいです。

デジタル化から、次はデジタル変革、とも言われますが、まずはデータややり取りをデジタル化することから変わることは多いです。
今までの慣習を見直し、何故?、どのように?、いつまでに?と問いを立てることは、いいことでもありますね。