海保博之先生を偲ぶ

海保博之先生を偲ぶ

この夏、2021年8月9日に筑波大学名誉教授、海保博之先生が永眠されました。近親者の方のみでお見送りをされたとのこと。謹んでお悔やみ申し上げます。

海保先生は、テクニカルコミュニケーター協会の2代目会長として、1999年から2006年までご尽力をいただきました。TCシンポジウムなどお話を伺う機会もあり、温和な笑顔と情熱にあふれるお話が今も胸に残っています。

テクニカルライターの修行時代、勉強会などに参加したり、書籍を入手して学んでいた時の先生のご著書2冊は、今も弊社の本棚に並んでいます。
『ユーザ・読み手の心をつかむ マニュアル書き方』共立出版は、現在のテクニカルライティングにも通用する書き方の基本がつまっています。

奥付を見ると、1987年9月1日発行。11月には3刷と重刷されているので、当時、注目されたのでしょう。
朝倉書店の朝倉心理学講座の1冊『認知心理学』は2005年刊行で私は2006年の2刷を入手しています。

専門書がなかなか出版されにくい昨今、長く参考になる知識の源としての書籍の役割や価値を考えたりもしました。
海保先生の教えをTC仲間で受け継いでいきたいと思います。
先生の笑顔を、秋の空に思い浮かべながら。